プリンキピア続編陽電子−中性子仮説(同重体理論)第一章 新しい原子核理論−「陽電子−中性子仮説(同重体理論)」

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第二の法則 元素の基本は原子番号ではなく,原子量である。

当理論により,原子番号は原子が所有する陽電子の数である。その数は原子核の大きさ,つまり,核内中性子の数や,立体構造によって決められる。地球上では,まず,1-260前後の中性子の数によって,その原子核の構造が決まり,次に,それぞれの原子核が自分の大きさや立体構造によって,持つ陽電子の数が決まり,原子番号が決まることが示唆される。

また,原子核構造には安定状態と準安定状態があり,それぞれ安定核種と放射性核種に相当する。さらに,準安定状態の核種が安定化することにより,立体構造が変化し,結合される陽電子の数を調節する。この過程はβ壊変である。β壊変により,核種が足りない陽電子を取り入れたり,あまった陽電子を放出したりする。

原子核を構成する中性子の固まりは多様の立体構造が持たれるため,多数の準安定構造と安定構造が存在する。これは同重体系列に多様の異性体の原因である。原子の準安定構造と準安定構造,あるいは準安定構造と安定構造の間に,自発的,誘発的に構造変化が起きる。この過程は放射壊変である。

放射壊変の結果,安定原子以外の核種(放射性核種)は最終的に同重体系列の安定構造核種(安定原子)になる。放射壊変の時におき,結合エネルギーを電磁波として放出(吸収)する。これはγ壊変である。放射壊変の時におき,原子核の総体積に変化があった場合に,それに対応する結合陽電子の数も変化されるため,陽電子を吸収(放出)される。これはβ壊変である。

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この論文は2001年9月14日付けで文化庁にて第一公開年月日の登録を行いました。(登録番号は 第18418号の1)
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