潮汐の真のメカニズム > 第三章 日本列島海岸の潮汐特徴

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大阪湾沿岸部の潮汐特徴
 表521に大阪湾沿岸部の冬至点前後の新月(1997年1月9日)の潮汐水位表を示す。各検潮所の位置を図521に示す。
 その結果、湾岸の奥部が入り口に比べ、満潮水位が35cm(尼崎)下降した。これは、大阪湾の入り口である和歌山付近が狭くなるのに対し、奥部水域が広くなったり、深くなったりすることに関連すると思われる。
 他の水域と同じように、大阪湾各海域の朝夕二回の満潮の水位の高さがほぼ同じであり(水位差が9±2cm)しかも、年間の変化が殆どない。
 一方、干潮の水位としては、湾岸の奥部が入り口と殆ど同じであり、特徴としては、同じく正午ゾーンの干潮水位が午夜ゾーンの干潮水位より高く、昼夜両干潮水位差は88±4cmであることが明らかとなった。
図521 大阪湾沿岸部地図
表521 大阪湾沿岸部の冬至点前後の新月の潮汐水位表
1997年1月9日(第1新月)
満潮 干潮
時間 水位 時間 水位 水位差 時間 水位 時間 水位 水位差
41串本 6:23 169 17:33 172 -3 11:57 64 0:20 -23 87
42白浜 6:23 172 17:40 178 -6 11:59 64 0:25 -23 87
43和歌山 6:48 179 18:04 178 1 12:22 69 0:06 -19 88
44淡輪 7:17 146 18:28 147 -1 12:47 68 0:38 -22 90
45大阪 7:28 149 18:44 148 1 12:58 72 0:52 -20 92
46尼崎 7:27 143 18:42 143 0 12:57 67 0:51 -25 92
47神戸 7:31 146 18:41 145 1 13:00 73 0:54 -19 92
48洲本 7:11 131 18:16 141 -10 12:28 61 0:26 -21 82
58小松島 6:39 159 17:56 166 -7 12:09 59 0:38 -26 85
59室戸岬 6:28 178 17:42 183 -5 12:02 65 0:26 -23 88
図522 大阪湾沿岸部の冬至点前後新月の潮汐水位変化
図523 大阪湾沿岸部の冬至点前後新月の満潮および干潮水位差の変化

 表512に日本列島の太平洋側沿岸部の夏至点前後の新月(1997年7月5日)の潮汐水位表を示す。
 その結果、湾岸の奥部が入り口に比べ、満潮水位が34cm(尼崎)下降した。これはも上述したように、大阪湾の入り口である和歌山付近が狭くなるのに対し、奥部水域が広くなったり、深くなったりすることに関連すると思われる。
 一方、干潮の水位としては、湾岸の奥部が入り口と殆ど同じであり、特徴としては、同じく正午ゾーンの干潮水位が午夜ゾーンの干潮水位より低く、昼夜両干潮水位差は-81±8cmと殆ど同じであることが明らかとなった。

表522 大阪湾沿岸部の夏至点前後の新月の潮汐水位表
1997年7月5日(第7新月)
満潮 干潮
時間 水位 時間 水位 水位差 時間 水位 時間 水位 水位差
41串本 5:26 175 18:54 174 1 12:12 15 0:29 89 -74
42白浜 5:35 181 18:59 178 3 12:18 16 0:32 89 -73
43和歌山 5:54 183 19:15 187 -4 12:38 20 0:14 104 -84
44淡輪 6:14 154 19:39 155 -1 13:09 16 0:32 103 -87
45大阪 6:27 155 19:46 158 -3 13:19 20 0:40 107 -87
46尼崎 6:26 146 19:44 149 -3 13:17 12 0:38 101 -89
47神戸 6:26 153 19:51 155 -2 13:24 21 0:43 109 -88
48洲本 6:01 151 19:32 142 9 12:56 17 0:08 95 -78
58小松島 5:44 174 19:04 170 4 12:26 17 0:34 89 -72
59室戸岬 5:36 185 19:00 183 2 12:19 15 0:35 90 -75
図524 大阪湾沿岸部の夏至点前後新月の潮汐水位変化
図525 大阪湾沿岸部の夏至点前後新月の満潮および干潮水位差の変化

 図506に示すように、夏至点前後におかれる地球の環境では,太陽の延径効果による地面の上昇区域(すなわち太陽邱潮の干潮区域)は,北半球の正午ゾーン海域と南半球の午夜ゾーン海域であり、冬至点前後では,太陽の延径効果による地面の上昇区域は,北半球の午夜ゾーン海域と南半球の正午ゾーン海域であるため、上記の結果に示したように、夏至点前後(7月5日) におき、正午干潮が午夜干潮より81±8cm低いこと、逆に、冬至点前後(1月9日)におき、正午干潮が午夜干潮より88±4cm高いこと。また、潮汐時間や沿海の地理環境と関係なく一定であることは、単なる偶然ではなく、外的引力のみに対応すると他ならないことがわかる。

図506 太陽邱潮説明図

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