潮汐の真のメカニズム > 結論

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結論
当研究は人類の歴史上において初めての、本格的にデーター解析により潮汐のメカニズムを解明したものである。以上の研究を総合すると、満潮時に見られる海水面の上昇は外的引力が水を持ち上げることによって引き起こされるのではなく、地面が下がって、周りから水が流れ込むことによって起こり、干潮時に見られる海水面の下降は地面の上昇により、海水がポテンシャルを得て、他の地域へ流動(波転)することによって発生される可能性が極めて高いと結論することができる。海面の干満はあくまで見かけ上のものであり、水は重力の影響により、高いところから低いところへ流動する性質が変わらない。また、「延径効果」による地殻の上昇こそは外的引力が地球にもたらす影響だと考えられる。
図809 「延径効果」説明図
太陽や月の引力が絶えることなく地殻を吸引することにより地球を変形させ、地球潮汐を引き起こし、水は変化する地殻の状況を素早くキャッチして流動(波転)し、その現象として毎日二回の潮汐が現れる。これこそが潮汐の真のメカニズムである。

単なる憶測からできた「吸水説」が証明されないまま、数世紀にわたり人々に常識として押しつけ、誤ったイメージを与え続けてきた。よって、実際の潮汐現象が充分に説明できなかったため、神秘性を強め、科学の進歩が著しく阻害された。当「外的引力が地球にもたらす延径効果」の発見は革命的であり、潮汐現象を正確に解釈できるだけでなく、地球潮汐、地殻変動、地盤遷移への解明や海流メカニズムへの把握にとっても重要な鍵にもなる。更に、外的引力の延径効果により、地殻が繰り返して折り曲げられることになり、衰弱になった部分が切れて、地震や火山噴火の原因となる可能性が極めて高いと考えられ、これからはそのメカニズムの究明に役立つと期待できる。

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当論文は2000年11月15日付けで日本国文化庁にて第一公開年月日の登録を行いました。(登録番号 第17591号の1 )
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