プリンキピア続編陽電子−中性子仮説(同重体理論)>第一章 新しい原子核理論−「陽電子−中性子仮説(同重体理論)」 

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第一の法則 原子核は陽電子と中性子から構成される。

当理論と従来の原子核理論との比較。

陽子−中性子理論 中性子−陽電子理論
電荷、核子の数量に関して 核の中では、陽子と中性子が約1対1であり、原子量が増え るにつれて、中性子数が陽子数の1.5倍になる。しかし、陽子 数と中性子数の間に関連が見つかれず。そして、中性子の存 在意義も不明である。 陽電子数と中性子数の相関関係は数式より求められる。 詳しくは http://members.aol.com/guoningqiu/index.htm を参考してださい。陽電子の半径は中性子の半径の約2倍で あり、陽電子の容積は中性子の3倍あるため、小さい核では、 中性子間の隙間の比例が大きく、安定核種の陽電子数と中 性子数の比例は約1対2であるが、核が大きくなるにつれて、 中性子間の隙間の比例が小さくなり、陽電子数と中性子数の 比例が1対2.5と次第に増えていく。
β壊変で原子番号が増加に伴い、原子核の体積が増加する観測結果。 説明できない。 当理論によれば、原子核を構成する中性子かたまりの立体 構造体積が大きければ、吸着する陽電子の数も多くなる。陽 電子数は原子核の実際の体積に相当する。たとえ同じ中性子 数の原子核でも例外はない。つまり、原子番号が増えること は、体積が増えたの現れであり、よって、この観測結果は当 理論の正当性の裏付けとなれる。
中性子は単独では非常に不安定であり、半減期10.6分でβ(−)壊変して、ほぼ100%陽子になる。逆に、陽子が壊変して中性子変わるのを観測できない。 説明できない。 陽電子の半径は中性子の半径の約2倍であり、陽電子の 容積は中性子の体積の約3倍である。中性子が陽電子と結合 して、水素核になることで安定となる。逆に、水素核が陽電子 を放出して中性子になるのが不可能である。
陽電子が核から放射されて、原子番号が一つ下がるというβ+壊変現象 陽子が陽電子を放出して中性子になる過程と解釈される。 中性子かたまりの立体構造変化により、吸着される陽電子 の能力が下がるため、余った陽電子が放射される過程であ る。
陰電子が核から放射されて、原子番号が一つ下増えるというβ−壊変現象 中性子が陰電子を放出して陽電子になる過程と解釈される。 中性子かたまりの立体構造変化により、吸着される陽電子 の能力が増えるため、空間にある陰電子と陽電子からなる 「結合電子対」から陽電子を取り入れたため、「結合電子対」 の陰電子が反対側から放射される過程である。
核が軌道電子一つを捕獲して、原子番号が一つ下がるという「軌道電子捕獲」現象 陽子が陰電子と結合して中性子になる過程と解釈される。 中性子かたまりの立体構造変化により、吸着される陽電子 の能力が下がるため、余った陽電子が軌道電子と結合して 「結合電子対」になる過程である。
核子の結合 斥力のある陽子同士や、中性子との結合は中間子などの 接着因子の導入によって説明される。しかし、未だに原子核 から中間子の発見に至らず。また、大きい核では中間子の数 が数百以上になると予想されるが、原子量への影響は実験的 に証明できない。 中性子同士では高い結合力を持つ。原子核は中性子同士 が互いに集まるため安定である。よって、各核子は安定状態 にある。また、陽電子では、融合した状態で存在するため、斥 力が存在しない。
α粒子の安定性 説明できない。 2個の陽電子の容積が中性子体積6倍であるため、4個の 中性子と2個の陽電子より構成されたα粒子は安定である。
同位体 陽子が一定であり、不確定の中性子の存在により生ずる。 中性子のかたまりから構成される原子核の立体構造体積の 相違により、吸着する陽電子の数が違うによって生ずる。
核内核子の存在状態 β壊変を説明するのに、陽子と中性子の間に互いに変換で きると結論しなければならない。しかし、どの核子が変換され るかは不明である。壊変後に核の電荷の分布に変化がある のかも謎に包まれている。また、核が大きくなるにつれて、陽 子の割合が40%しかなく、陽子が核内で均一的に分布するか 偏って分布するか。核内の陽子と中性子の存在状態や謎に 包まれる。 核は中性子のかたまりで構成されるため、分布が均一であ る。陽電子は融合状態で存在するため、陽電荷の分布も均一 である。β壊変は原子核の立体構造の変化により、吸着する 陽電子の数を調節することによって起きる。よって、β壊変の 前後に原子量の変化が起きない。原子核中の質量分布と電 荷分布の変化が起きない。
中性子と陽子の性質 中性子と陽子とは別のものだと一般的に理解している。し かし、両者がお互いに変身できるとなると、二種の粒子では何 が同じで、どこが違う、そして、原子核の中に入り混ざった時 にどのようにして自分が「中性子である」、あるいは「陽子であ る」と識別されるのかは最大な疑問点であろう。
原子核の安定性 原子核の安定性を説明するため、魔法の数などを導入して、非科学的である。 そもそも原子核の立体構造に、安定構造、準安定構造と不 安定構造が存在し、それによって吸着する陽電子の数が異な ります。準安定構造と不安定構造が最終的に安定構造にな り、これは魔法でもなんでもない。きちんと科学的根拠があ る。
43-Tcと63-Pmの安定同位体が存在しない原因 説明できない。 43-Tcと61-Pmの安定同位体が存在しない原因は、地球上のいずれの原子核の立体構造でも43あるいは61個の陽電子を吸着することにならないためである。
核力 核力とは離れた粒子の間では現われないものの、粒子同 士が非常に接近すると急に現われるようになるものである。言 い換えれば,核力は核子とそのすぐとなりの核子との間には 存在するが,となりのとなりの核子とでは核力がなく,陽子同 士の場合ではむしろ斥力が主導であると考えられる。一方, 隣接の核子間の核力が非常に高く,陽子同士のクーロン力に よる極めて高い斥力(粒子間距離の二乗に反比例する)を上 回って、陽子同士を同じ原子核に束縛することさえできる。
トンネル効果 説明できない トンネルは実在せず、中性粒子同士なら、何の障碍もなく、 自由に核を出入りできるのが原因である。
核崩壊の観測では、核内の核子は皆同等の状態である。そして、崩壊前に液滴効果が現れる。 陽子と中性子が違うため、説明できない 原子核にある核子は常に同等の状態であり、安定時では、 一定の立体構造を持つが、高いエネルギー準位の崩壊前で は、立体構造が崩れて、表面積の少ない液滴状態になる。

 以上の理由より,原子核(軽水素を除く)は中性子のみで構成され,この中性子の固まりが何らかの形で自分の体積に相当する陽電子を吸着して,正電荷を持つ。という「陽電子−中性子仮説(同重体理論)」を提起する。

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この論文は2001年9月14日付けで文化庁にて第一公開年月日の登録を行いました。(登録番号は 第18418号の1)
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