「プリンキピア続編」
光の速度はなぜ変わらないか
第三部 空間子理論

この論文は2001年9月14日付けで文化庁にて第一公開年月日の登録を行いました。登録番号は 第18419号の1

科学ジャーナリスト
邱 国寧 博士
(Guoning Qiu Ph.D.)
guoningqiu@aol.com
2000年12月25日

要旨

 当研究は真空に光(電磁波)を伝達するメディアが存在することを立証し、「電界と磁界を含む光(電磁波)を伝達するメディアは陰電子と陽電子から成るニュートム(newtom)と命名される結合電子対である」という「空間子理論」を提起するものである。

結合電子対

 図1に陰電子と陽電子で構成されるニュートム(結合電子対)の説明図を示す。ニュートム(結合電子対)が振動する時に、陰電子と陽電子とが引き付いたり、離れたりして電流を作る。

図1 ニュートム(結合電子対)の構成図および電流振動

 一般に,陰電子が左から右へ移動すると,陰電子の移動方向と相反の方向(右から左)に電流が生ずる。一方,陽電子が右からから左へ移動すると,陽電子の移動方向と同じ方向(右から左)に電流が生ずる。

 つまり,図1のように陰電子と陽電子が接近すると,陽電子から陰電子の方向へ電流が生ずる。逆に陰電子と陽電子が離れると陰電子から陽電子の方向へ電流が生ずる。

 電子対の運動におかれている環境に変化がなければ,電子対が運動エネルギーとポテンシャルエネルギーの間に変化し,エネルギー総量が保存されている。よって,両方向の電流が打ち消され,全体として電荷量がゼロとなる。

結合電子対の電磁変換
 図2にニュートム(結合電子対)が振動する時の周りの磁気変化を示す。ニュートム(結合電子対)が振動する時に電流振動を作っている。

図2 ニュートム(結合電子対)の磁気振動

 一般に,電流があれば,電流の周りに磁気が生ずる。図2のように電子対が振動すれば,電流振動が生じ,更に周りに磁気の振動も伴なうことが分かる。

 同じように,電子対の運動におかれている環境に変化がなければ,電子対が運動エネルギーとポテンシャルエネルギーの間に変化し,エネルギー総量が保存されている。よって,両方向の電流より発生した磁気も打ち消され,全体として磁気が中性となる。

結合電子対の電磁伝達メカニズム
 周知のように,光は電磁波と呼ばれ,電界と磁界から構成されている。一方,空間にはニュートム(結合電子対)が充満している。光(電磁波)はニュートム(結合電子対)空間での伝達メカニズムとして、図3に示すようにニュートム(結合電子対)の電流振動および磁気振動の共鳴を起こして伝達されると考えられる。

 つまり、光(電磁波)の信号を持つ(a)はその情報をニュートム(結合電子対)空間の(b)を通して空間内で波動として伝達され、(d)に伝えられて観測される。よって、光(電磁波)信号の伝達速度はニュートム空間の構造と関係すると思われる。つまり,この空間が均一であれば,光の伝達速度が不変となる。
図3 空間子空間の電磁波伝達メカニズム

 ニュートム(結合電子対)の質量は「0」であるため、重力や引力などに影響されず、宇宙空間に均等に分布することができる。つまり、光(電磁波)速度の不変性は、空間におけるニュートム(結合電子対)の分布同一性によるものと結論づけられる。

 当「空間子理論」は「電子対消滅」「電子対生成」現象など電子の固有現象より導かれ、光(電磁波)の伝達メカニズムのみならず、電場、磁場の伝達メカニズム更には光速度の不変性など特徴を解明する重要な理論である。
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