2009年10月12日 独鈷山(Mt.TOOKOZAN 1266m) 


行動記録(登山)

登山コース
<宮沢登山コース>
10:45 宮沢登山口前広場 -> 11:50 独鈷山山頂着

下山コース
<宮沢登山コース>
12:03 独鈷山山頂発 -> 12:50 宮沢登山口前広場

総往復移動距離
5.6km

行動時間(休憩を含む)
2時間5分

マップトレース


日帰り温泉
霊泉寺温泉 共同浴場 大人1人200円(シャンプーとボディソープは持ち込み)
前は100円だった様ですが、現在は200円にアップ。

コメント
先週に続き、また独鈷山に登る。(^^;
そんなに好きな山じゃないが、運動するにはちょうど良いと思っている。(^^;
今回は旧丸子町側にある宮沢登山口より登ってみた。

宮沢登山口は国道254号線沿いにある、旧丸子町(現在は上田市)の西内霊泉時温泉入り口近くにある。
上田市側から松本に向い、平井寺トンネル入り口を過ぎて間もなくすると右手に案内が見える。
(地図はこちら

ただ、この案内見落としやすい。
トレースを見てもらうと分かるが、上田市側から向った場合、入り口付近は大きな左カーブとなっており、視線はそのカーブの左先を見る事になる。
標識は右側に入る為、こんな大きな看板でも見落としてしまう。
また松本側から来た場合でも同様で、標識を越えた先にある右カーブに視線を奪われ、左側にある案内を見落としやすい。
非常に嫌らしい所にある。(−−;
注意し過ぎるとよそ見運転になるので注意。

標識を見つけ、右にハンドルを切り登山口に向うが・・・ちょっとした田舎風情あふれる里山住宅街。
道路なのか、民家の入り口なのか分からないので、近くに農作業していたお婆さんに尋ねる。

私「すいません。独鈷山登山口はどちらでしょうか?」
お婆さん「そのまま真っ直ぐ行けば良いんだよ。看板でてなかったかい?」
私「ありがとうございます。看板ですか?いや〜田舎道でよく分かりませんでした。」
お婆さん「あはっははは^^そうかい?あるはずだけどね〜気をつけて行ってらっしゃい。」

下山した際に分かったが、確かに254号線から入ってから15mぐらい進むとT字路にぶつかるが、その正面に小さい看板があった・・・けど土手にずり落ちていた。
(そりゃねぇ〜ぜ。)

折角、教えてもらったので私道っぽい道路を進むと、5分もしない内に登山道入り口案内が見えた。
ここより、上を通行する。


独鈷山テーマソング

大絶賛だな。独鈷山^^


100m程進むと広場があり、そこには簡易トイレと、車7台程停められるスペースがある。
この30m先にも3台ほど駐車できるスペースがあるが、ダートとなっており、タイヤ溝が深くなっている所がある。
車高の低い車が進むと底を擦る可能性がある。無理に進まず、ここに停めたほうが無難だ。

さっそく準備を済ませ、登り始める。
先にある駐車場には車が2台停められていた。先客がいる様だ。
どこですれ違うのだろうかと少し楽しみ。

10分ほど進むと山の神と書かれた鳥居がある。

そこで2名の登山中の中年ご夫妻と遭遇。
自分より少し先に上り始めた様だ。
挨拶をして、先に行かせて貰う。
こちらのご夫妻とは下山時に再会する事になった。

この宮沢登山ルートは御屋敷沢沿いに登る。
途中で沢を数回クロスしながら登るが、やはり急斜面が続く・・・。
30°はないが、25°前後はある。
沢の水がなくなった頃、山頂まで残り1kmとなった所で案内を見つける。

ここより先は急斜面と書いてあるが、すでに十分急斜面だと思うのは私だけか?(^_^)
カーブごとに少しずつ短い休み(30秒程)を取りながら上り詰める。

標高1000mを越えた所で沢最後の急斜面にたどり着く。

この日は、前日の雨で地面が湿っていたので、登山靴がよく地面を噛んでくれた。
お陰ですんなり通り抜ける事が出来た。
そこから先は稜線まで30°以上ある斜面をジグザクに登っていく。僅か120m程の距離だが・・・
もし、地面が乾いていたらと思うと恐くなる。下手に滑ると50m以上滑落するからだ。
里山だからと言って侮れない。アイゼンで登ろうか?と思ったぐらいだ。(^^;
上記の写真の近くに真新しいスニーカー(片足のみ)が岩の上に置いてあった。
不自然に思ったが・・・。

魔の坂を15分位で抜けると最後の看板が現れる。

梅の木峠?知らないなぁ・・・。ミステリーだなぁ。
地図で確認すると、ここが沢山湖コースとの合流地点らしい・・・確かに左側へ続く道があった。
小学生時代の遠足で登ってきているはずだが・・・覚えてない。
この次は沢山湖コースから登ってみよう。

1分で稜線の広場にたどり着く。今日は誰も居なかった。
遠足の団体さんはここでお昼を頂く事が多い。


山頂は目の前だ。
数分後、山頂に到着。


山頂からの眺め


御屋敷沢
(この沢沿いに登った)

美ヶ原電波塔群
(真正面のピークにあるが、霞んでよく見えない・・・)

蓼科山

塩田平

山頂では広葉樹の紅葉が始まっていた、針葉樹はまだだった。
トンボが群れを成していた。すごい大群だった。何故山頂に集まるのか分からないが・・・100匹以上は居るだろうか?
久しぶりにそんな光景を見た。

20分ほど休憩した後、下山を始める。
すぐに先程の急斜面に入る。

地面が湿っている為、靴のグリップが効く。
山頂から100mほど下ったところで、先ほどのご夫妻に会う。(^^
「もう登られたんですか?」と聞かれる。
ここまでの経緯を伝え、山頂までの距離も伝える。
10分程、色々とお話をさせて頂いたところ、やはりこの斜面では滑落事故が多いとの事。
最近も4名の方が足を滑らせて沢に滑落し、レスキューヘリまで出動したとか・・・
沢最後の岩場にあったシューズはその時のものかもしれない。
里山と言え侮れないなぁ。改めて感じた。

ご夫妻と別れ、さらに50mほど下った所でも2名の男性登山客とすれ違う。
天気が良いと誰か必ず登ってくる様だ。

50分後、無事広場に戻る。
良い運動になった。^^

独鈷山の4コースは小学校の遠足コースで登った沢山湖コースまで含めると全て行った事になる。
しかし、沢山湖コースは昔過ぎて断片的にしか覚えていない。(^^;
やはりここは改めて出直す必要があるだろう。