2009年09月30日 独鈷山(Mt.TOOKOZAN 1266m) 


行動記録(登山)

登山コース
<西前山登山コース>
10:38 西前山登山口入り口 鳥居前(中禅寺) -> 11:50  独鈷山山頂着

下山コース
<西前山登山コース>
12:06  独鈷山山頂着 -> 13:05 西前山登山口入り口 鳥居前(中禅寺)

総往復移動距離
6.3km

行動時間(休憩を含む)
2時間27分

マップトレース


コメント
土曜日は出勤日だったため、休日は日曜日だけとなった。
その前がシルバーウィーク、水曜日まで山三昧の日々だった。
しかし何故か週末になると登らないと気が済まない性格になってきた。
うぅ〜〜ん・・・何故だろう(^^;

今回、休日は1日日曜日しかないため予備日は確保できないため、2500-3000mクラスの北アルプスは避け、また地元の独鈷山を目指すことにした。
天気も前回よりはマシだが、余り優れないからというのも理由。
朝は少し用事があったので遅れながらお昼前出発となった。

前回8月30日の登山コースは平井時コースだったので、今回は中禅寺コース(別名:西前山登山コース)から登る事にした。
(他のコースについて、こちらのサイトをご覧下さい)
さっそ車で向うが、登山口に着くものの駐車場が分からない。(^^;
登山口案内看板前の所に鳥居があり、そののスペースに2台ほど停められるスペースがあった。
実は本当の駐車場はこの入り口看板を上りきった所にあったがこの時は全然分からなかったし、下手に車で乗り込んで後退出来なくなったら嫌なので、そこに駐車した。
地元の人間でありながら知らないと言うのは情けない・・・。

この入り口には真新しい大きな案内看板がある。

せめて駐車場案内くらいは欲しいよなぁ。

この西前山登山道。ここから山頂までの距離は約3km、標高差670mぐらいある。
結構勾配がきつく、かなりのマゾさだから良い運動にはなると思っていたが・・・この後、下山時に苦労する事になる。(−−;

準備を済ませ、さっそく登り始める。
登り始めてすぐ右手に塩田マレットゴルフ場が見える。その直ぐ目の前にはお堂がある。
このお堂の境内も駐車出来るが、周りがお墓なので少々頂けない・・・。
やがてアスファルト舗装が切れ、林道に入る。
その先には登山道入り口と5〜6台は停められるだろう、ダートの駐車場があった。(なんだ停められるジャン・・・。

クラシカルな案内看板が置かれていた。文字は殆ど読めない。
そう・・・今から10年位前はこの様な簡素な看板だった。
駐車場には2台停められていた。ナンバーから県外から来た様だ。
驚いた。わざわざこの田舎の里山まで来るなんて・・・。独鈷山ってそんなに有名なのか?
信州百名山に選ばれているが、それにしてもびっくりだ。^^

さて、登山道に入るが淡々と直登に等しい斜面・・・。
やがて舗装も途切れる。


不動の滝を過ぎると、いよいよ本格的な急斜面となる。
この急斜面。30度は越えているだろう。足元は非常に乾いて滑りやすい。
斜面を見下ろす。

写真じゃ分かり憎い・・・。(T-T)
下手に足を滑らせたら滑落するレベル。

途中で下山してくる登山客とすれ違い、挨拶する。
すげー。独鈷山ですれ違うなんて・・・ (^^)

やがて、稜線にたどり着く。

やっとなだらかになった・・・。
しかし、ここで「山頂まであと30分」のベンチを見つける。
なに???後30分って???(^^;
直線距離で400mほどの距離に居ながら30分・・・。その意味を間もなく知る事になる。

ダルマ岩と呼ばれる、岩を取り巻く形で登る道が目の前に現れる。
ストックをたたみ、砂地の岩場をよじ登る。(T_T)


やがて、岩のピークにたどり着く。


岩の上に立ち、塩田平を見下ろす。
爽快だ。(^^) だけど目の前は崖だ (^^;
山頂よりこのピークの方が景色は良かった。


ピークより山頂を見上げる。
もう目の前だ。

3コース合流地点に近づくと、大勢の人の声が・・・遠足の団体さんが昼食をとっていた。^^
妙に嬉しくなってしまう。
程なく、山頂に到着。


山頂にはすでに4名の登山客が休憩していた。
この内3名は自分と同じ、西前山登山口からの入山。
もう御一人は平井寺コースからの入山だった。

天気が良いと結構来るんだな〜と。(^^;
さっそく、登山記録台帳に登頂の記録を書き込す。
前回は8月30日に登って来たが、その記録からまた随分と記帳されていた。
遠足の学生なのかやたら大勢の名前が書かれていた。

山頂では紅葉が始まりつつあった。
来週は見頃だろう。

山頂からの眺め


美ヶ原方面

塩田平

午後から天気は下り坂に向っていたため。徐々に日の光は陰って来た。
15分程、山頂でくつろぎ、元来た道を下山する。
帰りはまた大変だった。
稜線から下り始めてすぐ足を滑らせた。(T_T)
スキーで慣れているのか大したダメージは無く、軽く尻餅をついただけで済んだが・・・一歩間違えればそのまま斜面を転げ落ちる事になる。(ヒー
ヒヤヒヤものだ。
ここでストックを取り出し、4足歩行で慎重に下山した。

西前山登山道。アルプスとは一味違う、厳しい道だった。