2009年09月23日 黒斑山、蛇骨岳(Mt.KUROHANYAMA 2404m , Mt.ZYAKOTSUDAKE 2366m) 


行動記録(登山)

登山コース
7:40 高峰高原ホテル前登山口発(表コース経由) -> 8:36 トーミの頭 -> 8:52 黒斑山 山頂 -> 9:13 蛇骨岳 山頂着

下山コース
9:17 蛇骨岳 山頂発 -> 9:35 黒斑山 山頂 ->9:43 トーミの頭 -> 10:22 高峰高原ホテル前登山口(中コース経由)着

総往復移動距離
8.0km

行動時間(休憩を含む)
2時間42分

マップトレース


日帰り温泉
東御市 「ゆぅふるTANAKA」 大人1人 500円

コメント
シルバーウィークは信州火山めぐりとなった。
最終日の23日は浅間山としたが、生憎火山警戒レベルは2のまま、火口は愚か前掛山すら向う事が出来ない。
小諸市観光協会
軽井沢町役場
仕方がないので外輪山だけでも回る事にした。
浅間山がもっともよく見える外輪山と言うと、浅間山西側にある黒班山になる。
さっそく行って見た。

高峰高原ホテル前駐車場にて準備をしていると徐々に霧が立ち込める。
今朝方雨が振り、気温の上昇と共に舞い上がってきた様だ。

高峰高原ホテル登山口にて。

ガスってます。(--;

入山届をポストに放り込み、出発。
すぐに表コースと中コースの分岐点に立つ。

登りは表コースが楽だと聞いたので、表コースを進む。

コース途中で中年のご夫妻にお会いする。
「おはようございます」と挨拶すると、「この霧は晴れるかな?」と聞かれる。
黒斑山から浅間山を見たいそうだ。
出発前に朝7時の黒斑山ライブカメラでは写っていたが1時間後の今はどうなっているのか分からない。
「登ってみないと分かりません(--)」と答えた。残念そうな顔をしていたがとりあえず登ってみるそうだ。
自分も先に進む。

やがて切り立った尾根上を進むことなるが、この道の紅葉が素晴らしい。

紅葉が始まったばかりとは言え、見とれてしまう・・・。(^^)

先に進むと赤さびたシェルターがある。火山灰よけだ。
間もなくトーミの頭が見えてくる。そのすぐ左手には目指す黒斑山と蛇骨岳が見える。

崖っぷち沿いを歩く・・・
間もなく、黒斑山 浅間山監視カメラが現れる。

今朝のライブカメラの画像はここで撮られたものだ。

そこから1分もしない内に黒斑山山頂に着く、というか山頂のベンチが無ければ通り過ぎる所だった。(^^;

残念ながら浅間山は見えず。完全に霧に覆われてしまった・・・。

この分だとJバンドまで行けそうにもない。
とりあえず、蛇骨岳までは行くが、霧が段々と濃くなる。

裸眼ではこの通り・・・
白色の霧で障害物の輪郭が失われるため偏光グラスをかける。

20分後、瓦礫に覆われた蛇骨岳に到着。

しかし、視界は最悪。浅間山も愚か自身の視界も偏光グラスが無ければ10mも無い。

蛇骨岳山頂より浅間山を見るが何も見えない・・・。


Jバンドへ続く登山道を見るが・・・

この通り、先へ進むのは断念した。
時間が経過するにつれてどんどん霧が濃くなって行く。急ぎ足で元来た道を戻る。

黒斑山山頂まで戻ると、多少霧は晴れてきたが相変わらず視界は良くない。
カメラの所で二人の登山客に会うが、大学生位だろうか?どう見ても手ぶらで普段着だが・・・
確かに黒斑山自体は登山道も整備された山だが、人里から離れれば自力で乗り切らなければいけないサバイバルゾーンとなる。
何の装備も無しに登るなんて事自体が信じられない。
つい先日も県内の山で標高1400mの山で大学生2名が遭難したニュースが流れたばかり。
大丈夫だろうか?

さて、トーミの頭も過ぎ、程なくして表コースと中コースの分岐点に入る。
一般的には下山は中コースという情報なので、行って見たが・・・
雨に濡れた急斜面の登山道が行く手を阻む・・・。

歩きにくい事この上なし。(T-T)
しかも視界も良くない。鬱蒼とした森の中を歩く事になる。
紅葉が良かった表コースとは段違いだ。

分岐から40分後。
無事登山道入り口に戻るが、霧が酷い事になっていた。

全然見えねぇ・・・(T_T)
「まぁこんな日もある」と自分を納得させて帰路についた。

今回のシルバーウィークは信州火山めぐりの旅となったけど、色んな出合いもあり、楽しかった。(^^)
さて、次はどこの山に行こうか?