2009年08月07日 四阿山(Mt.AZUMAYASAN 2354m) 


行動記録

登山コース
7:20 四阿温泉駐車場発 ->黒宮、中四阿経由 -> 9:20 四阿山山頂

下山コース
9:40 四阿山山頂 -> 中四阿、黒宮経由 -> 11:25 四阿温泉駐車場着

総往復移動距離
12.1km

行動時間(休憩を含む)
3時間35分

日帰温泉
上田市別所温泉 相染閣 「あいそめの湯」(大人1名 500円)

マップトレース


コメント
梅雨は関東信越では7月20日の段階であけたと気象庁から報道されたが、実際には明けてはいなかった。
8月に入ってからも毎日降ったり止んだりの生憎の天気が続く。
7月20日の湯の丸山,烏帽子岳以来出歩いたためしがない・・・折角の休日も無駄に過ぎていく気がしてならなかった。
そんな中7日の午前中は曇りとの予報。このチャンスを逃す訳にはいかない。
5時に起床、ウェザーニュースにて天気をチェック。6時に自宅を出発した。

四阿山は冬山スキー登山としても有名である。
すぐ隣には根子岳があり、山スキー入門としては最高のエリアだと思う。
根子岳にも行ったんだから四阿山にも行かないとね。
そんな訳で登ってみた。

四阿山の登山コースはいくつかある。
山スキーとしては四阿高原コースが一般的とされているようだ。
7時に四阿高原ホテル直下にある登山客用無料駐車場に車を止める。
天気は生憎の曇り・・・。山頂にかけて濃霧となっている。残念ながら景色を楽しめる状態ではない・・・。

準備を済ませ、7時20分登山開始。
旧別荘地区をまっすぐ四阿山方面に向け鬱蒼とした林の中を歩く・・・
出発から20分後、林を抜けると菅平牧場に出る。
前日から今朝にかけて降った雨のため、下草に露が付着し、膝から下は薮漕ぎ状態。牧場柵沿いでレインウェア上下を羽織る。
ただ、この牧場。アリがやたら多いので有名です。(クロオオアリかな?
立ち止まっていると直ぐに足元から這い上がってくる・・・。
ここで休憩せず、早々と牧場を通過。

6合目の中尾根コースとの分岐点から7合目の間は森林地帯です。
登山道は笹で覆われており、足元が見えない位酷かった。
(下山はかなり苦労した)
スキーで滑走する際にはこの森が一つの難所になるかも・・・。

8合目まで来るとガレ場が続くが、薮漕ぎに比べればマシ。
ただし、雲行きがあまりよくないため、急ぎ足で山頂に向う。
本当は写真も撮りたかったが、午後からは雨という予報なので時間を割くことが出来なかった。

そんな中、信州祠の脇と通り過ぎると上州祠がある山頂に到着。

風も強く、濃霧だった。
そんな中、他の登山客も登ってきた。今日は平日の金曜日。そんな日でも5名の登山客がこの山頂に訪れた。
さすが百名山。
カロリーメイトを食した後、祠に御参りをしてすぐに下山開始。
急いで下る。
が。しかし8合目の四阿高原コースと中尾根コースの分岐点を間違えてしまい、中尾根コースを下ってしまう。
途中の見覚えの無いガケ道に出た所で気が付き、急いで元の分岐点に戻る。
これがスキーだったらもっと下まで下ってしまったかもしれない。頂けない失敗をしてしまった。
四阿山もそうだが、東信地区の山は標高2500m以下が主である。したがって登山道の殆どは森林地帯を抜ける事が多い。
樹木によって視界が遮られるため、目標物をつけ難く、冬山の場合は登ってきたトレース跡を折り返し下るのが無難だと思う。
コース取りは慎重にかつ確かなコースを選ばなくてはならないと改めて思った。

牧場を下り、旧別荘地区の林に入る頃(11時過ぎ)にはポツリポツリを雨が降り出して来た。
急ぎ足で駐車場に向う。
無事、駐車場に着いた時には雨が降り始めた・・・。
慌しい登山だった。